• 2017年3月9日

英国モーガン本社

モーガン社入口の看板

この場所から世界各国にモーガンが作られていきます。(モーガン社の入口にあるサインボード)

モーガンのシャシー

木枠

モーガンのシャシーは木でできているとよく言われますが、フレーム自体は鉄のフレームを使っています。そして室内の部分は写真のように木枠で作られています。

リアウイング

リアウイングの制作行程

モーガンのリアウイング(リアフェンダー)の丸みを加工しているところです。特殊なジグに材木をはめ込んで、接着剤を流し込んで、一昼夜そのまま放置します。

ボンネット

ボンネットの制作行程

モーガンのボンネットの制作行程です。このように一つ一つ手造りで作られていきます。もちろんルーバ(ボンネットの切り込み)も一カ所ずつ穴をあけられていきます。

内装

マイスター

モーガンを作る上で欠かせないのが、熟練されたマイスターたちです。親子3代にわたって伝承されていく技は現在の車造りとは正反対の製法ですが、一台一台愛情を込めて作られていきます。

ブレーキ

リアブレーキのO/H

モーガンのブレーキは、フロントはディスクブレーキでリアはドラムブレーキが使われております。走行距離の関係もありますが、写真のように錆び付いてるリアのホイールシリンダーがかなりあります。車検ごとのO/Hをお進め致します。

クラッチマスター

クラッチマスターのO/H

モーガンのクラッチは写真のように油圧のクラッチマスターを使用しております。写真のようにオイル漏れが始まりますと、最終的にはクラッチの踏力がなくなりギアが入らなくなります。定期的にチェックを致しましょう。

リアハブ

リアハブシールのO/H

モーガンの弱点の一つが、リアのハブシールです。写真のようになりますと、グリスとオイルがドラム内部に回ってしまいブレーキが利かなくなります。定期的にチェック致しましょう。

ラジエター

ラジエターの交換

近年ラジエターのタンクの部分が、プラスチックで成形されておりますが突然の破損が多く見られます。早めに真鍮製のものに作り変えることをお勧めいたします。